フランス銀器の最高峰といわれる1820年創業のピュイフォルカ製、純度950/1000の純銀無垢のクップです。
貝を想わせるロカイユ模様で繊細に上品に縁取りされた非常に美しい器です。
裏を返すと、アカンサスの葉を模った足の彫刻のような見事な細工に驚かされます。さすがピュイフォルカ、細部に至るまで一切手抜き無しの完璧な仕事です。
柔らかな午後の光が射す瀟洒なサロンで、貴婦人達がこのクップからお菓子をつまみ、銀のポットから注がれるお茶を楽しんでいる様子が目に浮かびます。
マカロンやプティフールやショコラなどを載せたり、けっして派手過ぎないので、茶事の菓子器にも良いかもしれません。
【サイズ】 | 高さ:5cm 直径(最大):22.5cm 重量:362g |
【年代と国】 | 19世紀末〜20世紀初頭 フランス |
【サイン】 | メーカーマークEPと純度950/1000の フランスの銀の刻印 |
【状態】 | 良好。使用による小疵。 |