薔薇の花かごをリボンで吊り下げた形の小さなブロンズ製シャンデリアです。ルイ16世風の瀟洒なデザインが綺麗です。
電気が普及し始めた20世紀初頭のシャンデリアには、このように電球を誇示するスタイルが多く見られます。
ブロンズの薔薇をガラスの薔薇型シェードに替えようかとも思いましたが、丹念に作られた薔薇が惜しいので、敢えてオリジナルの形を残すことに致しました。
資料画像は1911年版ジャック・ユルマン(パリに在った照明器具専門店)のカタログからの抜粋です。
説明文に、オプションで中心の薔薇も電気が点く仕様になり薔薇の本数も増減できる旨が記載されております。
電気はフランス仕様ですが、日本でそのまま使えます。
ピン式電球(口金B22)使用になっております。
【サイズ】 | 高さ(全体):50cm 幅(最大):25cm |
【年代と国】 | 1910年代 フランス |
【サイン】 | ありません。 |
【状態】 | 良好 |