誰が描いた誰の肖像画か全く分かりませんが、寒い国(ロシアとか?)の王女か貴族の息女の乗馬服姿のように私には思えます。
あどけないながらも凛とした気品が漂う顔、身に着けているものも毛皮をあしらった肩掛け、宝石が嵌った首飾り、羽根飾りのついた帽子など庶民のものではなさそうです。
おそらく油彩の原画があり、それを元に絵付けされた皿かと思われますが、なかなか丁寧に描かれております。
陶器としても窯や年代など不詳ですが、色も綺麗ですし、古風で美しい装飾品になると思います。
古びておりますが、真鍮の額縁もバッカスと葡萄、パーンの笛や壺などのレリーフが面白く、変わっております。
眺めて、色々想像して楽しめる一品ではないでしょうか。
【サイズ】 | 全体の直径:32.7cm 絵の直径:20cm 奥行:4cm |
【年代と国】 | 不詳 |
【サイン】 | ありません。 |
【状態】 | 絵の中にかすかな擦り傷あり。 |