アール・ヌーヴォー風に宿り木をあしらったマット仕上げの純銀でクリスタルの器を包んだ塩入れのペアです。
丸めた手の中に包み隠せるほど小さく、塩入れというよりむしろビジューと呼びたい珠玉の小品です。
それもそのはず、Charles MURATという1850年代から現代まで続くビジュティエ(ジュエリーメーカー)で作られた品であることが刻印から分かりました。
シルバープレートの小匙は揃いではありませんが、銀杏を模ったアールヌーヴォーのデザインが塩入れと似たテイストなので合わせてみました。
こんな優雅な塩入れには、是非とも上質なお塩を入れて使っていただきたいものです。
食卓と食事をアップグレートすること間違いありません。
【サイズ】 | 幅:4.5cmx3.3cm 高さ:2.4cm 匙の長さ:6cm |
【年代と国】 | 1897年〜1910年 フランス |
【サイン】 | メーカーマークとミネルヴァの刻印(純度950/1000の銀) |
【状態】 | 良好。一つに刻印による小さなカケあり。 |