フランスのアンティックのサラダサーヴァーは柄の長いタイプが多く、大きなサラダボウルには良いのですが、小さめなサラダボウルの時は不便です。
二人だけの我家では小さなボウル用に日本で竹製や木製のものを求め使用しておりますが、アンティックのカトラリーや食器の食卓には似合いません。
本品はドイツ製で、少人数の食卓にはお誂え向きのサイズです。
サラダのドレッシングにはお酢を使うので銀が酸化して黒ずむのを嫌い、ハンドルは銀でも先の部分は象牙や角になっているものが多いのですが、本品は先の部分がヴェルメイユ(銀に金をコーティング)されているので全身銀ムクでも大丈夫です。
先の形は英国式(とフランスでは呼ばれる)ですが、ハンドルのデザインはフランス的です。
見覚えがあると思ったら、当サイトに掲載(お買い上げ済み)のフランス製のカトラリーとそっくりなデザインなのです。
メーカー同士のタイアップがあったりしたのか時々同じデザインのカトラリーに異なるメーカーマークが刻印されているのを発見します。
【サイズ】 | 幅:4.5cm 長さ:19.3cm |
【年代と国】 | 19世紀末〜20世紀初頭 ドイツ |
【サイン】 | メーカーマーク見当たらず。三日月と王冠と800 (純度800/1000のドイツの銀)の刻印 |
【状態】 | 良好 |