ジャルディニエールとは本来小さな庭つまりプランターを意味しますが、テーブルアートやアンティックの世界ではセンターピース的な食卓用花器を指します。
本品はバカラの小さなコルネ型一輪挿しを連ねたタイプで稀少です。
花器そのものを目立たせずにお花をフレッシュに見せるよう工夫されております。
有り合わせの庭の小さな花を摘んで活けてみましたが、爽やかで軽やかな感じでありながら、ほんの一つまみの花なのに意外にヴォリューム感が出るので驚きました。
なかなか便利で楽しい優れたジャルディニエールです。
個々のコルネはホルダーに差し込んであるだけで簡単に取り外せます。
資料画像はバカラの1916年版テーブルウェアカタログからの抜粋です。
【サイズ】 | ホルダー:高さ26.5cm 幅22.5cmx15cm コルネ:長さ11cm 口径5cm |
【年代と国】 | 19世紀末〜20世紀初頭 フランス |
【サイン】 | いくつかのコルネにバカラマークのシール付着。 |
【状態】 | 良好。 |