長い大きな布と電気照明を効果的に用いた独創的なダンスで1900年頃のパリを魅了したダンサーLoie Fuller(ロイ・フラー)の姿は、多くの芸術家によって絵や彫刻に残されております。
本品も控えめではありますがその流れを汲むものと思われます。
綺麗な卵型をした若い女性の顔が美しく、半目を閉じた恍惚とした表情が19世紀末風です。
一見ブロンズに見えるパティネが施されておりますがレギュールで鋳造されたものです。
長い間、屋根裏か納屋にでも放置されていたものか表面がザラっと肌荒れしておりますし、台座辺りに腐食も見られますが、配線他の電気部品は新しい物に換えてございます。
電気はフランス仕様ですが日本で使える変換アダプター付きです。
ネジ式電球(口金E14)使用、手元スウィッチ付きです。
【サイズ】 | 高さ:62cm 台座部:14cmx14cm 重さ:6kg |
【年代と国】 | 19世紀末〜20世紀初頭 フランス |
【サイン】 | 台座にP Sesserと見えるサインと 鋳造所のマーク |
【状態】 | 上記のように表面的な腐食あり。 ヒビ、カケ無し。 |