ルイ15世と名付けられたグラヴュールパターンの金彩ヴァージョンの小さなゴブレです。
そのパターン名どおり、正にルイ15世様式つまりロココ風な装飾がエッチングでグラヴュールされたエレガントなモデルで、稀少です。
しかも金彩(約6割増し)、更に6個揃って、おまけに安い!発見した時には小躍りしたい気分でした。
資料画像は、バカラの1907年版テーブルウェアカタログからコピーで、脚の無いゴブレだけ集めたページと、パターン毎のページです。
これを見ますと、当時ゴブレはアメリカ式とボヘミア式と称する2種類のシェイプがあり、本品のような寸胴なタイプはボヘミア式と呼ばれていたことが分かります。
【サイズ】 | 高さ:8cm 口径:6cm 底径:5.5cm |
【年代と国】 | 19世紀末〜20世紀初頭 フランス |
【サイン】 | ありません。 |
【状態】 | 良好。金彩の薄れ多少あり。 |