アンティック 姉妹社

19世紀後半のバカラ製品に時折見られる金色っぽいラスター彩を帯びた素地と、ブロンズ製の梅を模った足が典型的なジャポニズムの器です。
このパターンは和風な絵柄のエナメル彩が施されているものが多いようですが（こちらもご参照ください）、本品は珍しく無地で、サイズも大きめですので、何にでも使えて便利です。
お饅頭などの和菓子や、葡萄などを盛って良し、氷を入れてキャヴィアクーラーにするも良し、花を活けてセンターピースにするのも良さそうです。
資料画像はGiuseppe.CAPPA著"LE GENIE VERRIER DE L'EUROPE"のバカラの項 からの抜粋です。

【サイズ】	高さ:11.5cm 口径:17.3cm　底径:11cm
【年代と国】	1880年頃　フランス
【サイン】	ブロンズの足にマークの刻印
【状態】	良好。使用による小キズあり。